まとめ

【初心者向け】将来のために今からできる資産運用|FX(外為)のまとめ

資産運用の1つの手段として定着してきたFX(外為)。ここではFXについてまとめます。

FXとは?

N695_ichimanensatu500

FXはForeign eXchang、つまり外国為替の略です。日本円と米ドルなど、異なる国の通貨を転換取引する金融商品です。

FXの特徴

1.少ない資本で取引できる。

FXは証拠金を預けて売買の権利を買う証拠金取引です。

証拠金にはレバレッジ(倍率あげて取引すること)をかけることができます。個人の場合最大25倍までレバレッジできることが多いようです。

このレバレッジがあるため、1万円程度の少ない資本からでも始めることができます。

2.金利差の収益がある。

お金を預けるなら、日本の銀行よりオーストラリアの銀行のほうが金利が高いです。その金利差による収益がスワップです。

FXで外国為替を購入することでスワップ収益を得ることもできます。

3.売りから取引できる。

株の場合、安くかって高く売るのが基本です。

しかし、FXなら高く売って安く買い戻すことで収益を得ることができます。

取引の幅が広がります。

4.取引手数料が安い。

業者は為替取引時の買値と売値の差「スプレッド」で利益を上げているため、売買手数料は無料の業者が多く、回数に気兼ねなく取引できます。

逆にスプレッドは業者間で差があるため、スプレッドの幅は業者選びのポイントの1つです。

5.24時間取引可能

外国為替が対象なので、早朝や深夜でも取引できます。

仕事の前後でも取引できるのでビジネスパーソンにも人気です。

FXの収益

FXで収益をあげる方法は主に2つあります。

1つは、取引による為替利益です。

「安く買って高く売る」「高く売って安く買う」のどちらかで利益がでます。

例えば、1ドル=100円でUSドルを買い、1ドル110円になったときに売れば10円分の利益がでます。

※実際には10,000円単位での取引となり、さらにリバレッジを含めて分が収益になります。

2つめは、金利差による利益、スワップです。

例えば、オーストラリアドル/円を購入しておけば、日本の金利との差分が収益になります。

3万円ぐらいのオーストラリアドルを購入すると、1日数十円の利益がつくことが多いです。

FXのリスク

1.損する

原本は守られません。

為替の急激な変動や、レバレッジ効果により預けていた証拠金以上に損失することがあります。

5万円分だけ取引しようと考えていても、証拠金を維持できなくなるくらい損失したら追加で証拠金を入金しなくてはなりません。

また証拠金が足りなくなくなると強制的に決済させられる「ロスカット」のリスクもあります。

2.決済しない

FXは取引量が多いので、売り買いの注文が殺到した時に思い通りのタイミングや価格で取引できないこともあります。

3.業者の信頼性

2010年2月1日より金融庁がFX業者に対して「信託分別管理」という制度を義務化したためFX業者が破綻しても証拠金は戻ってくることになっています。

しかし、海外の業者などとのやりとりは注意が必要です。気になる人ははググってみてください。

とりあえず日本の業者なら「会社が倒産して証拠金が戻ってこない」ということはなく安心です。

さらに楽天などは銀行の口座があれば、FXの口座もスムーズに開設できます。

国内大手FX業者一覧

楽天FX

お名前.com デスクトップクラウド for FX

ヒロセ通商【LION FX】

まとめ

ここでは簡単にFXの特徴をまとめてみました。

資産を増やすには「安く買って高く売る。または、高く売って安く買う。」「高い金利の通貨を持つ」こと。

一方、元本は保証されないというリスクがあること。

まずはこの点を理解することが重要だと思います。

 

繰り返しになりますが、FX取引は元本や利益を保証するものではなく、相場の変動や金利差により損失が生じる場合があります。

保証金(証拠金)額以上の取引額で取引を行うため、保証金(証拠金)以上 の損失が出る可能性もあります。

一方、何もアクションを起こさないで資産運用はできません。

無理せずリスクを理解したうえで、将来のための備えをはじめてみてはいかがでしょうか。