まとめ

大地震に備える【首都圏編】食料・飲料・グッズ

2011.3.11

自分は「職場から歩いて帰宅せざるを得なかった」ぐらいの状況でしたが、茨城にいる両親は数週間公民館で暮らしていました。

父の感想は「飲み水はあるが、食べるものには苦労した」です。

ここでは主に「首都圏に住宅を構えて」「津波の心配がない人向けに」「家で備蓄しておくもの」をご紹介します。

※海岸沿いに住んでいる人、都心に勤めている人、ベッドタウンに住んでいる人、子供がいる人、介護が必要な人などは、それぞれで「最初にやるべきこと・初動」が異なります。

特に海の近くにいる場合、まずは津波の回避が重要です。また備蓄も海沿いの家ではなく高台の公共施設など行う必要があります。

【必須の備蓄】

食料3日分

家族の人数に合わせて調整します。

備蓄を食べながらローテーションすると、味もわかるし在庫もわかるしで一石二鳥です。

ちなみに被災した両親からは「ラーメン送ってくれ」と言われました。

「水と火は復旧するが、なにせ食べるものがない」という状態だったそうです。交通網が復旧せず、ラーメンを送ることはできませんでした。

カップ麺、袋麺の備蓄の重要性を感じました。また備蓄できてカロリー補充に適した「ようかん」「チョコレート」なども用意しておきたいです。

水(飲水と生活用)

こちらも重要です。

飲水と生活用の水は分けて考えるべきです。飲水は別に野菜ジュースなどでも代用できます。

飲水の目安は、1日3リットル。あとは人数と日数をかけます。

個人的には普通のミネラルウォーターをローテーションしています。

薬:消毒液 絆創膏、胃薬、痛み止め、生理用品、メガネ

怪我や病気に備えます。持病の薬がある人はさらに注意。

僕は「痛み止め」と「風邪薬」のセットをいつも持ち歩いています。

女性は生理用品も忘れずに。

【あると便利な道具】

十徳ナイフ

アウトドア好きなら持っているかもしれません。普段使いが大切です。いざというときにも困りません。置物では困ります。

アルミの防寒シート

ブルーシート

覆う・防水など大活躍。被災地の屋根代わりもなります。災害時は品薄になります。普段はレジャーシートでも使えます。

懐中電灯、ラジオ、電池

懐中電灯+ラジオ+携帯電話充電機能が備わった製品が多いので、1つあると安心です。
手動で充電できるとなおよし。

【避難するときにまとめて置きたいもの】

  • 現金、通帳
  • 免許証
  • 保険証
  • 家族の写真

【枕元に置いておいたほうがいいもの。】

  • 靴・スリッパ → 実際に大地震を経験した人からのアドバイス。家の窓が割れた時に靴があると安心。僕はベッドの下に箱に入れて置いてあります。
  • ホイッスル → もしものときに助けてもらうため。

まとめ

  • 大地震が起こった時の初動は、住んでいる土地や地域によって異なります。海辺・川辺の人は高台へ逃げましょう。
  • 津波の心配がない人は、生活を続ける必要がでてきます。最低限、飲水と食料を備蓄しましょう。
  • 自宅ではなく避難することになったら、重い荷物は家族で分担しましょう。
  • 備えるだけでは不十分で、もしものときに使えることが大切です。日常生活に備えの意識をもちましょう。