SIMロックフリーのiPhone6s Plusを購入し、auのSIMで使ってきましたが、25ヶ月続いた毎月割が終了しました。
その結果、月額請求が約2,200円から約7,000円に。
というわけで、格安SIM「IIJ mio(アイアイジェィミーオ)」にMNP(ナンバーポータビリティ)しました。
auからIIJに乗り換えた経緯を時系列にまとめ
2013年12月、iPhone5sをauで一括購入。このとき自宅の光回線もauに変更。スマートバリュー(毎月1,410円引き)、毎月割(2,835円引き)、テザリングオプション無料(500円引き)だったため、月額約2,200円でした。なお通話はほぼしません。
2015年11月、2年契約が終わる前にiPhone6s PlusのSIMフリー版を購入。そのままauのSIMを利用。
2016年2月、au契約から2年が経過。スマートバリューは月額934円引きになり、毎月割2,835円引きの適用がなくなり、テザリングオプションが有料になりました。結果、月額約7,000円。
というわけで、ナンバーポータビリティすることにしました。
auからIIJにMNPする大まかな手順
auからIIJにMNPする大まかな手順は次のとおりです。
- IIJmioの通話付きSIMをAmazonで購入する。
- auに電話してナンバーポータビリティ予約番号を入手する。
- Amazonで購入したパッケージに書かれている手順にしたがって、IIJのサイトで手続きする。
- IIJからSIMが届いたら、開通手続きする。
月末締めのキャリアが多いので「ナンバーポータビリティ予約番号を取得する時期」は月末に合わせるがオススメです。
ナンバーポータビリティ予約番号は2週間という消費期限があるため、逆算して20日前後にゲットしましょう。
1.IIJmioの通話付きSIMをAmazonで購入する。
なぜAmazonかというと、「IIJで申し込むとかかる手数料3,150円がより安くなるから」です。例えば、私が購入したパッケージ324円でした。
せっかく乗り換えるのなら少しでも安いほうがいいですよね。
このパッケージ自体には、2週間の期限はないため、少し早めに購入しておいてもいいかもしれません。
2.auに電話してナンバーポータビリティ予約番号を入手する。
次に、auからナンバーポータビリティ予約番号(以下、予約番号)をもらいます。
- 電話番号:0077-75470(無料)
- 受付時間:9:00-20:00
詳細はMNPお手続き方法 | ご解約前の注意事項を確認 | auを参照してください。
注意点
- auの場合、電話でしか入手できません。
- 予約番号は、口頭とSMSで伝えられます。SMSが届かないことはないと思いますが、念のためメモの用意を忘れずに。
- 解約時期は、月末のほうがお得です。
- 予約番号の有効期限(2週間)と、新SIMが届くまでの時間を考慮して、月末から10日前後を目処に予約番号を入手しましょう。
3.Amazonで購入したパッケージにしたがってIIJのサイトで手続きをする
Amazonで購入したパッケージを使います。
まず、内容物を確認します。「音声通話機能付きSIMのお申し込みに関する仕様変更のお知らせ」「はじめにお読みください」「かんたんサインアップガイド」「IIJmio音声通話パック正誤表」「お申し込みの流れ」です。
続いて「月額料金プランのお申し込み | IIJmio」にアクセスし、選択と入力します。
- お申し込み方法の選択:「パッケージをご購入済みの方」を選択。
- パッケージの内のSIMカードの有無を選択してください。:「SIMカードなし」を選択。
- パッケージに記載のエンリーコードを入力してください。:「厚めの紙に印刷されたエンリーコード」を入力。
エントリーコードはここに書いてあります。
その後、プラン選択、クレジットカード番号入力などを行います。
私はWiFi環境が自宅も職場も整っており、出先での仕事もそれほど多くないため、3GB・1,600円((税抜き)のプランにしています。
ポイントは「本人確認書類のアップロード」です。
これは別途行います。
手続きを進めると「[IIJmio]本人確認書類画像のご提出について」というメールが送付されます。
このメールに記載されたURLの「本人確認システム」にログインして本人確認ファイルをアップロードをします。
この仕組はIIIJmioのID/パスワードではなく、この仕組のみのIDとパスワードです。メールに記載さているのでよくチェックしましょう。
本人確認のファイルをアップロード後、確認のメールが来ます。本人確認は即時ではなく数日かかるので、その期間も考慮する必要があります。
私の場合、日曜日の朝9時にファイルアップし、本人確認OKになったのたのが水曜日15時でした。
4.IIJからSIMが届いたら、開通手続きをする。
本人確認OKのメールには「1週間程度でSIMを送る」と書いてありますが、実際はそれよりも早い日数で届くことが多いようです。
私の場合、水曜日の本人確認OKから3日後の土曜日午前中にSIMが配送されました。
中身を開けます。内容物です。「明細」「案内」「SIMカード」など。SIMカードは丁寧にカードから切り離して使います。
今回IIJを選んだポイントの一つが、この「おうちでナンバーポータビリティ」の仕組みです。SIMが届いてからIIJの「オンデマンド開通センター」に電話することで、手続きができます。格安SIMなのに、自分のタイミングで開通手続きができるのは便利!
まずは、0120-711-122に電話します。
電話の指示に従い、選択肢を選びます。間違えやすいのが、最初の選択肢です。1っぽい気もするのですが、最初の選択肢は「2」です。
番号を押し間違えても、通話を切ってもう一度かけ直せばOKです。
電話の手続きが完了すれば、数時間に新SIMが有効になります。
実際に指してみて、通話が有効にならないようでしたら、一旦SIMを抜いて、しばら時間をおいてから試しましょう。
以上で作業は完了です。
APNの設定をする
SIMの開通をまっている間に、APNの設定をダウンロードして設定しておきましょう。
APNの設定方法は「IIJmio:高速モバイル/D」です。
私のiPhone6s Plusは、iOS9 以上なので「iOS APN構成プロファイル | IIJmio」を参照して設定します。
iPhone6s PlusのAPN設定方法
インストール画面からインストールをタップします。
パスコードを入力します。
承諾して次へをタップ。
インストールをタップ。
インストール完了。完了をタップ。
OKです。
なぜIIJmio? DMMじゃなかったの?IIJmioを選んだポイント
Y!mobile/楽天mobile/DMMmobileを比較し、DMMを選んだこともあるのですが、今回は、IIJにしました。
今回、格安SIM会社の中からIIJを選んだ理由は
- 自宅で開通手続きができる
- てくろぐなど、技術的に信頼できる
- 最小プランが3GBという、個人的には安心できる絶妙なデータ量
です。
まとめ
ここでは、auからIIJmioにナンバーポータビリティする方法を紹介しました。
要点をまとめると、
- ナンバーポータビリティするきっかけは、auの各種割引サービスが切れたことで、月額使用料が約2,200円から約7,000円になったことです。
- IIJmioにナンバーポータビリティすることで、月額約1,800円となりました。※通話はほとんどしていません。
- auは解約月ではなかったので、約1万円の解約手数料を取られましたが、すぐにペイできると思います。
- auからIIJへのナンバーポータビリティには、1週間から10日かかるので、月末の時期を狙って手続きを開始するのがオススメです。
- APN設定は、WiFi環境があるところで行いましょう。
- auのSIMは、ハサミを入れて破棄して構わないです。(auオペーレーター確認済み)
といった感じです。
気になる人はぜひ。
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