職場で約2年間使っていたMicrosoftのArc keyboardのエンターキーがゆるゆるになってしまったので、東プレの「Realforce U91 NG0100」を購入しました。
ここでは、その経緯をまとめます。
キーボード選択のポイント
耐久性
実はエンターキーを壊すのはこの10年で2回目です。
キーを打つ力が強いのかもしれません。(周りの人にも迷惑をかけているのかも・・・と反省しています。)
打ち慣れたキーボードが急に壊れるとそれないに厄介なので、今回は耐久性を第一のポイントに選んでみました。
コンパクトサイズ
机にスペースが欲しいのと、数字の入力がそれほど多くないためテンキー不要でその分コンパクトな機種にしました。
静音性
オフィスで使うので、あまり大きな音は立てたくありません。
有線・無線
これまではワイヤレスにこだわっていましたが、すでにiPhoneの充電ケーブルやノートパソコンからサブディスプレイへの接続ケーブルなどケーブル類がスッキリしていないので、ワイヤレスにはこだわりませんでした。
機種選択過程
- 耐久性を考えて、メンブレンは却下。メカニカルか静電容量無接点にする。
- 価格はメカニカルのほうが若干安いのですが、静音性とチャタリングが気になって静電容量無接点にする。
- 静電容量無接点で代表的なキーボードとして、PFU「Happy Hacking Keyboard Professional JP」か東プレ「Realforce U91 NG0100」から選ぶことにする。
- どちらもコンパクトだし要件を満たしているが、キー配列に癖がない東プレのRealforceに決定。
(特に選択のポイントとなったのは矢印キーの配置です。Happy Hacking Keyboardはエンターキーの下に配置されているのですが、Realforceは独立しています。慣れればHappy Hacking Keyboardのほうが手を動かす距離が少なそうなのですが、とりあえず配列に癖がないほうを選んでみました。) - Realforce U91はブラックとホワイトあり。汚れとキートップの感触を考慮してホワイトモデルにする。
- ポイントが貯まっていたのでヨドバシカメラで購入。
使用感など
見た目
キー配列もJISで、癖がなくいい意味で普通です。
アイソレーションキーボードのデザインが多いなかで、昔の事務器みたな外観です。
ホワイトモデルは特に古い感じがします。
打鍵感
スコスコって感じです。
1日のうち午前はRealforce、午後はArc keyboardでタイプしてみましたが、Realforceのほうが打ち間違いが少なく打ちやすいと思いました。
重量感
どっしりしてます。簡単には動きません。
これまでは軽くて薄くてワイヤレスのキーボードを使っていたので、ひょいひょい動かすのが癖だったので最初は戸惑いました。
慣れてくると、打ってる最中に動かないのが安心感につながります。
キーの高さ
メンブレンのキーボードに比べると、キーが高く感じます。
特に手前のキーがせり立ってるようなので、パームレストがあったほうが打ちやすいかもしれません。
自分は以前からFILCO レザーパームレスト大サイズ47cmを使ってたので、特に問題なし。大きめパームレストなのでマウスの操作も楽ちんです。
参考:用語解説と代表的なキーボード
静電容量無接点
静電容量の変化でキー入力を検知する。機械接点が無いため静穏で、耐久性やキータッチを高められるが、高価になりがちという面もある。
事実、普及価格帯での価格はメンブレン方式では1,000円 – 4,000円程度なのに対し、静電容量無接点方式では10,000円 – 25,000円程度である。
東プレ製のRealforceシリーズや、東プレOEMのPFU Happy Hacking Keyboard Professional等のキーボードが有名。金融機関や証券業界などでも広く使われている。[Wikipedia引用]
メカニカルスイッチ
キーの数だけ独立したキースイッチユニットを内蔵する。
コストの面でメンブレン方式に劣るため衰退しつつあるが、キー音の軽快さや入力の確実性、そして独特の打鍵感(キータッチ)を好むユーザに支持されている。ドイツのチェリー製のスイッチや日本のアルプス電気製のスイッチが有名である。
スイッチがボタンの戻ろうとする力を吸収してくれるので、長時間のタイピングでも疲れにくい。ただし粗悪な物は、ある程度使うとチャタリングが発生する場合がある。[Wikipedia引用]
メンブレンスイッチ
メンブレン (Membrane) とは、日本語で膜、薄膜を意味する。2枚の接点シートの間に穴のあいた絶縁シートを挟み、キーを押すと接点が触れ合う仕組みとなっている。シートを押すための機構としては、ラバードーム、パンタグラフ、バックリングスプリングなどさまざまな種類がある。材質的に耐久性に限界があるものの、メンブレンとラバードームを使用したキーボードは安価に製造できるため、最も普及しているが、安価なものほど指先に反発の力がダイレクトに戻ってくるので長期間のタイピングには向かず、タッチの固いものは腱鞘炎になる危険性が指摘されている。[Wikipedia引用]
主なRealforceシリーズ
東プレRealforceの主なキーボードの一覧です。すべて接続方式はUSBで日本語配列です。
価格と評価はAmazonです。2014/01/20調べ。
型番 | 108UH | 108UBK | 91U | 91UBK |
型式 | SA0100 | SJ08B0 | NG0100 | NG01B0 |
写真 | ||||
テンキー | 有 | 有 | 無 | 無 |
カラー | 白 | 黒 | 白 | 黒 |
価格 | 15,271円 | 19,980円 | 13,755円 | 13,453円 |
評価 | ★4.8 | ★4.5 | ★4.6 | ★4.9 |
まとめ
個人的には買ってよかったです。
気になるところは耐久性ですが、東プレのパンフレットによると3000万回以上のキー寿命だそうです。
1日2000回はエンターを押して300日働くと60万回です。50年持つ計算です。先に仕事辞めます。
参考
- メンブレンキーボードとは 【 membrane keyboard 】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
- ノートPCのキーボードが不満なら、メカニカルキーボードを試すと世界が変わる : ライフハッカー[日本版]